★マンモトームとは

マンモトームとは、乳房内にできた病変に約3〜4mmほどの針を刺し、組織を吸引・採取する針生検器機です。
小さな傷(約4mm)で確実に病理組織診断が行えます。
 
1996年にアメリカでマンモトームシステムを発売後、世界で約3500施設、約130万例に、日本でも約100施設、約10,000例で使用されています。
超音波専用のハンディタイプに加え、マンモグラフィー用STマンモトームを用いることで、
マンモグラフィーでしか写らない非常に小さな病変から、超音波で写るしこりのような病変まで幅広い病変に対応できるようになり、全国のより多くの施設で使用されることが期待されています。
当院ではH16年7月から仮採用し、H17年4月に超音波併用可能のハンディタイプの新機種を正式に導入しました。


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★マンモトーム生検とは

病変部を、マンモグラフィーや超音波で写しながらマンモトーム針を刺し、吸引をかけつつ病変の一部または全部の組織を採取します。

一度の穿刺で何回も採取できるため、
少ない負担で多くの組織採取が可能です。局所麻酔をしますので、痛みもほとんど感じることもなく、入院の必要もありません。

傷痕は、1〜2ヶ月程度で目立たなくなります。
 



★マンモトーム生検の適応

MMGガイド下マンモトームの適応
・悪性の可能性のある石灰化
・良性と考えられるが組織診断を必要とする石灰化
・石灰化以外の病変でUS
では描出できないもの


USガイド下マンモトームの適応

・細胞針などにて確定診断が得られない、
  または不確実の場合
・描出可能な良性病変(線維腺腫など)を採り切る
・術前薬物療法に必要な癌組織の採取


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★マンモトーム生検と外科的生検の比較


. マンモトーム 外科的生検
傷痕 0.3〜0.4cm 3cm程度
縫合 不要 必要
痛み ほとんどない 場合により有り
乳房の変形 なし 場合により有り
入院 1泊2日 2泊3日