検査ご予約方法

マンモグラフィー(乳房撮影)

受付して頂ければ、問診の上撮影致します。(所要時間 約15分)

乳腺における吸引式組織生検(VAB)

診察の上で予約を致します。(検査時間 約15~30分)

マルチスライスCT(64列)

日立メディコの64列マルチスライスCT「Superia Grande」を導入しています。従来の16列CT装置より短時間で、胸部では7~8秒、腹部では12~13秒で撮影が可能な装置です。

下肢静脈瘤治療術(VenaSealクロージャ―システム)

診察の上で手術予約を致します。日帰り手術を行っています。

超音波検査

原則は、一度問診診察の上で予約を致します。
しかし、食事未摂取で午前中に来院された場合、空きがあれば検査致します。(所要時間 約20分)

内視鏡検査

診察の上で検査予約を致します。
(上部消化管検査:所要時間 約15分)
(下部消化管検査:所要時間 約30~60分)

骨密度測定

受付して頂ければ、いつでも検査致します。(所要時間 約3分)

睡眠時無呼吸検査

問診診察の上で予約を致します。紹介の先生からの電話予約もできます。

血圧脈波検査

予約をしていただいてから、検査致します。  (所要時間 約20分)
負荷心電図検査 通常の心電図検査では判りにくい心臓疾患(たとえば狭心症)に対して、医師が必要と判断した場合に行います。したがって診察を必ず受けていただきます。(所要時間 約20分)

マンモグラフィー検査装置

キャノンMGU-1000D

マンモグラフィーとは乳房X線撮影のことで、撮影方法は原則として乳房を機械的に圧迫し行います。

我が国における乳癌検診は視触診法のみによる検診が現在も行われています。しかし現状では診断能が低く、腫瘤非触知乳癌の発見が困難であることより我が国でもマンモグラフィーの導入が検討されてきました。マンモグラフィーを導入することで、徳島の森本先生らは厚生省のモデル事業として乳癌検診を行い高頻度に乳癌が発見され、全例が早期乳癌であり、有用性を推測されています。

マンモグラフィーを従来の検診とどの様に組み合わせれば有用か?

厚生労働省・がん検診に関する検討委員会では、第五次老人保健事業の一環として、乳癌検診制度について議論されてきました。最終的に、乳癌検診について以下の提言がなされています。(2004年3月)
(1)検診方法:マンモグラフィーによる検診を原則とする。その精度を補完するために、当分の間は視触診も併せて実施することとする。
(2)検診対象年齢:40歳以上とする。30歳代の視触診単独検診及び超音波検診については、今後引き続き調査・研究を進める必要がある。
(3)検診頻度:2年に1度とする。

マルチスライスCT検査装置(64列)

1972年欧米で開発された装置です。この装置はX線を用いたもので、体の中をくまなく撮影することができます。

最初に最も威力を発揮したのが脳卒中の診断でした。過去において、日本の死因第一位を占めていましたが、CTの普及に伴い死亡率は低下し、現在では第三位に下がりました。

現在CTの威力が大いに発揮されているのが、早期肺がんの発見です。通常のX線撮影では見つかりにくかった早期肺がんは、この装置を用いた検診でかなりのパーセントで発見され、手術を受けられるケースが増えています。

当院では、日立メディコの64列マルチスライスCT「Superia Grande」を導入しています。従来の16列CT装置より短時間で、胸部では7~8秒、腹部では12~13秒で撮影が可能な装置です。
薄い輪切り画像を数十秒にして何百枚も撮影できるため、最新のコンピュータ画像処理技術でこれを重ね合わせることで、立体的な画像を容易に得られ、それによってより詳細な画像診断が可能になりました。
また、最新の低被爆技術も搭載しており、余計な被爆を極力抑えるとともに、健診やドックなどでも様々な検査(内臓脂肪測定など)を実施することが出来ます。

下肢静脈瘤治療器(VenaSealクロージャーシステム)


2020年5月からは、VenaSealクロージャーシステム技術認定医(前澤院長)を取得し、南信地方初の認定施設(2020年5月14日認定)となりました。このシステムは、これまでの血管内焼灼術に比べ患者さんの負担が少なくなりました。2022年11月から日帰り手術を行っています

超音波検査装置

Aplio 400

超音波検査は痛みがなく、簡単に甲状腺、乳腺、心臓、肝臓、胆嚢、膵臓、子宮、卵巣など実質臓器と言われている臓器の検査ができます。
心臓に関しては心臓全体の動きや弁の動きが一目瞭然に判り、ドップラーと言う血流をみる装置を一緒に用いることで、心臓の血液の逆流がはっきりと判り手術の必要の可否に適しています。
乳腺についても腫瘍の有無は勿論ですが、ドップラーをとりいれることで、腫瘍への血流が判り、組織診断の一助になります。

電子内視鏡

電子内視鏡検査は、食道から十二指腸まで観察する上部消化管検査と、大腸を観察する下部消化管検査があります。上部消化管内視鏡では、外頸6.5mm極細タイプのスコープを導入しています。
上部消化管検査は外来での診察の上、予約が必要です。しかし一般 の胃検診(バリウムを飲んでの検査)で異常を指摘されている方は電話のみの予約、またはかかりつけの先生からの紹介があれば、前日の夜9以降食事が未摂取であればおこないます。
 (所要時間、約15分)

骨密度

骨粗鬆症は骨量が減少し、かつ骨組織の微細構造が変化し、そのために骨が脆くなり骨折しやすくなった病態と定義されていす。  

これまで一般的にX線像で骨量の減少が認められ、脊椎の圧迫骨のあるケースを骨粗鬆症と診断してきましたが、最近、予防及び早期治療に対する感心が高まり、骨密度測定の普及で早期診断に重点が置かれ始めています。        

睡眠時ポリソムノグラフィー

晩いびきをかく人の中に息が止まってしまう人がいます。

中でも10秒以上止まってしまう場合を無呼吸といいます。この無呼吸が一晩に30回以上または1時間に5回以上出る状態を睡眠時無呼吸症候群と呼びます。
睡眠時ポリソムノグラフィーは脳波形、眼球運動、筋電図、鼻・口の呼吸、いびき音、心電図、胸・腹の動きや、酸素低下、睡眠の深さ、いびき時間、異常な足の動きを測定し無・低呼吸の有無、睡眠時無呼吸症候群であればどの程度やタイプであるかを調べます。

当院では、2001年より一泊入院での検査を開始し、県内外より「いびき」・「無呼吸」でお悩みの方が多数検査されています。検査された方の8割以上は、軽度~重度の無呼吸症候群であり、なかでも半数の方が重度の無呼吸症候群と診断されています。(2005.7月現在)
 現在は、一泊入院せず自宅で行う簡易検査を行なっています。(2022.11月現在)

血圧脈波検査装置

血管壁の硬さを反映するPWV(脈波伝播速度、血管の硬さ)と下肢動脈の狭窄度をあらわすABI(足関節/上腕血圧比、血管の詰まり)の二つの指標によって、動脈硬化の進行度および重症度を定量的に評価します。

動脈硬化は、加齢によって誰にでも起こりますが個人差が大きく、その進展には食生活や運動不足などの生活習慣が大きく関連しています。大変な病気にかからないためには、早期発見が最大の秘訣です。

定期的に「血管の検診」を受け、自身の血管年齢をチェックしてみてはいかがですか。