南信州睡眠研究会メンバー

■前 澤 病 院駒ヶ根市0265-83-2151
■北 原 医 院宮田村0265-85-2214
■清水耳鼻咽喉科医院伊那市0265-72-3775
■木 下 クリニック飯田市0265-56-2566
■ユ ー 歯科診療所駒ヶ根市0265-81-7560

南信州睡眠研究会の医師たちは、どのような役割分担をしているのだろうか?

(イ) 会員の医院・病院は、すべてがまず「相談窓口」の役割を果たす。睡眠時無呼吸症の兆候を示す「大きないびき」や「寝ている時に呼吸が止まる」、「日中の眠気」などの症状を持つことに気付き、心配になった人の相談にのる。

(ロ) ここで「疑い」が深まった患者には、内科的な心機能や呼吸機能の検査、耳鼻科の鼻咽喉機能の検査が必要になる。「相談窓口」となった医師から他の領域の専門医にダイレクトに連絡がとられ、患者はそちらに回って専門的検査を受ける。さまざまな専門的検査が南信州睡眠研究会の共同の診察としておこなわれる。

(ハ) そしていよいよ「疑い」が濃い患者は、前澤外科内科クリニックで一泊の終夜睡眠ポリグラフ検査を受ける。睡眠時無呼吸症は睡眠中に起こる呼吸障害だから、当然、検査も夜、それも睡眠中に行わなければならない。前澤外科内科クリニックには入院施設が整っており、夜間の検査も可能だ。公立病院に比べて人員を柔軟に配置しやすい民間病院であることも大きなメリットになっている。

(ニ) ポリグラフ検査の結果にもとづいて、治療方針が選択され、研究会のメンバーがそれぞれの専門的治療を施す。例えば、肥満、高血圧対策の内科的治療。中には脳梗塞などの影響で無呼吸になる患者もおり、この場合には神経内科の医師を紹介する。
2001年5月14日 伊那毎日新聞より

南信州睡眠時無呼吸研究会メンバー医師

2001.5.14 伊那毎日新聞掲載