日帰り手術の内容について教えて下さい。

A.日帰り手術は入院による日常生活への影響と医療費負担を最小限にとどめるものです。麻酔や手術中の出血量、傷の痛み等の影響が術後の日常生活に残ることもあります。当院は午前中に手術を行い、夕方まで院内にて全身状態の観察を行います。帰宅後の異常には電話対応を行っています。手術を受ける患者様は、手術でどのようなリスクがあか、理解をして頂く必要があります。担当医師からの説明を受けて頂くときに、少しでも不安を解消するために疑問な点は気兼ねなくお聞きください。

手術費用はどのくらいですか?

A.手術内容によって異なりますので、外来にて諸検査が終わり手術と判断されましたら、会計窓口にてご相談下さい。お支払に関して、当院は各種クレジットカード、ペイペイに対応しております。

例)下肢静脈瘤塞栓療法(3割自己負担にて約47000円)・乳腺吸引式生検術(3割負担にて約25000円)

手術後、運転して帰って良いですか?

A.手術後は麻酔薬の使用、手術の内容によっては車の運転は控えて頂いております。ご家族に運転を依頼するか、公共交通機関を利用してください。

手術前の食事制限はなぜ必要なのでしょうか?

A.全身麻酔手術ではご本人の意識下では起こりえない状態が発生します。一番危険なのは誤嚥です。胃に消化されないものが残っていると逆流して気管に入り、窒息や術後肺炎の原因になります。当院では食事は手術前6-8時間以上空ける、水・お茶・清澄水は2時間前までを原則としています。局所麻酔手術に関してはこの限りではありませんが、十分担当医師とご相談下さい。

手術後の痛みは何日くらい、どの程度続きますか?

A.傷の痛みは手術後数日がピークで徐々に軽快します。手術後は鎮痛剤を使用することで痛みの緩和を図ります。次第に傷を気にせず日常生活を送れるようになります。

すぐに職場復帰出来ますか?

A.麻酔の方法や手術の内容によって職場復帰のタイミングは大きく異なります。デスクワークは翌日から可能ですが、満員電車での通勤や力仕事は控えて下さい。復職してからも手術前と同じ仕事量ではなく、短時間の作業から徐々に慣らしていくことをお勧めします。

手術の前後に気になることはどこに相談したら良いですか?

A.疑問に感じる点や不安なことがありましたら手術当日以前に外来看護師にご相談ください。