子宮頸がん(HPV)ワクチンのキャッチアップ接種について

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1997年4月2日~2007年4月1日生まれの方においては公費で接種できるのは2025年3月末までです。しかし、2回接種が必要ですので、2024年9月末までに1回目の接種をする必要がございます。

ヒトパピローマウイルス(HPV)は、性経験のある女性であれば50%以上が生涯で一度は感染するとされている一般的なウイルスです。子宮頸がんをはじめ、肛門がん、膣がんや、尖圭コンジローマなどの性行為感染症など、多くの病気の発生に関わっています。特に、近年若い女性の子宮頸がん罹患が増えています。

HPVワクチンについては、がんそのものを予防する効果は現段階では証明されていない。しかしながら、HPVの感染や子宮頸部の異形成を予防する効果は確認されており、その有効性は一定の期間持続することを示唆する研究が報告されている。
子宮頸がんのほとんどは異形成を経由して発生することをふまえると、子宮頸がんを予防できることが期待される。と厚生労働省は接種を励行しています。